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書籍「DENTAL SPACE DESIGN」にBlancPaが掲載されました

2018.12.10
商店建築社から出版された書籍「DENTAL SPACE DESIGN」にBlancPa Ginza Medical Dental Clinicが掲載されました。



矯正、審美、小児、予防など、患者のニーズが多様化してゆくことで、歯科に求められる空間のあり方も同じく多様化してきています。

この本は、戸建て、路面、ビルトイン等、様々な形態の歯科医療空間を厳選して40事例掲載してあり、今後歯科をつくる計画のあるドクターやデザイナーにとって、とても参考になると思います。

私達はこれまで歯科は10件以上、その他にも、歯科以外のクリニックや病院のデザインも手がけてきましたが、歯科以外の医療空間に求められることも変化してきていると感じています。

健康寿命を延ばすことが社会的なテーマとなっている現代において、医療空間は、体の具合が悪くなった人だけが行くというような、健常者にとって出来るだけ遠ざけたいようなイメージではなく、健康について考えたり、体にいいことを知るきっかけを得られるような、健常者にもっと近い存在になってゆくことが求められると思います。

私達はデザインの力でそのお手伝いができればと考えています。

 

「深沢の家」がリノベーションアワード2018にノミネートされました

2018.11.28
「深沢の家」がリノベーションアワード2018にノミネートされました。

https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2018/nominated_list?category_id=7

この住宅を計画することで、周囲を建物に囲まれたような環境でも、その逆境をひっくり返すくらいの心地よい居住空間を実現するためには、小さな打開策を一つ一つ根気強く見つけてゆき、それを地道に積み重ねてゆくことが大切だと感じました。

今日はそんな「深沢の家」の計画について、少し紹介をしようと思います。



現地内部で方位を合わせて模型を見る



敷地模型越しに現地を見る

深沢の家は、旗竿敷地と呼ばれる道路と細い道でつながる奥まった土地に建っています。このような土地に建築を計画する場合は、計画する土地と住宅だけでなく、周囲の環境も模型化することで、日光がどのように家の中に入り、どう広がってゆくのかを検証することができます。また、周囲に建つ住宅の開口部と、計画している住宅の開口部が被っていないか等、設定している開口部の位置がいいか悪いかが一目で確認することができます。

 



庭(リノベーション前)



リノベーション後 増築部分

もともと庭があった南側に建物を増築し、道路に向けて開いている通路から差し込む光を1、2階共に引き込む計画としました。

リノベーション前の住宅は、南側に庭を設けることで、敷地に隣接する建物からできるだけ距離をとり、南側に大きな開口部を設けることで日光を引き込むように計画されていたのですが、実際には2階は明るかったのですが、1階は庭側にせり出した部分が日を遮り、日中でも暗く沈んだ空間となってしまっていました。

南側の庭をつぶし、光を取り込みやすい場所にあえて増築をすることで、1、2階ともに明るい室内を実現するということは、言葉だけではイメージしにくいと思います。

南側に庭のような空間があったほうが、より室内に光を引き込むことができるようにも思えます。

深沢の家の場合は、迫り出した増築部分が道路方向に顔を覗かせていることで、東側の光を引き込むことができたことと、南側にハイサイド窓を設定することで、隣の家との視線を遮りつつ、南側の明るい光が入るようになっており、それら2方向からの光が開口部に隣接する白い壁や天井、床に反射して、空間全体をに明るさが広がっています。



2階キッチン横から南側のハイサイド窓と東側の大きな開口部を見る

また、暗くなりがちな1階をできるだけ明るくするために、大きな開口部近くの床をすのこ状につくり、2階の光が下階にも広がるようにしました。



1階土間西側奥から玄関ドアを見る

すこのを通して差し込む光と、東側の大きな開口からの光で、1階の玄関土間はとても明るく、半外部のようなイメージで植物を育てたり、雨の日でも子供が遊べる屋内庭として使うこともできます。

屋内をできるだけ明るくしたいと考える時、大きな窓を設ける以外にもたくさんの方法があると思いますが、今回私たちが使った方法は、屋内に入った光をできるだけ効率よく拡散させるために、屋内の壁の仕上げ色を白くし、光を遮るものを必要以上に作らない、もしくは光が通るようなつくりとしたことです。



2階南側から箱階段と北側の窓を見る

家の真中には箱のように四方を壁に囲まれた階段があります。この階段からは2階の北側の窓から差し込む柔らかな光が、階段を取り巻くタイル張りの壁により反射、拡散されて1階に広がってゆきます。



このタイルは、古くからやきもので栄えた、愛知県の常滑市の工房と共同で開発したもので、急須づくりで用いられる伝統的なチャラ(薄い釉薬をかける)という技法を応用し、土そのものの質感や、やわらかさを残したタイルです。
自分の好みに応じて磨きを加える事で表情が変化するため、仕上がりのムラや個体差が逆に魅力となったり、均一に光沢が出ないことで光の揺らぎがうまれるようにつくられています。

この住宅のように、採光ができる窓が限られており、それぞれの窓から入った光を、壁や天井、床に反射させて明るさを保つ家の場合は、光の当たる場所の素材の反射の仕方で印象がとても変わります。

クロスや斑が無く均一につくられたタイルのような素材よりは、塗装やこのタイルのように手仕事の雰囲気が残っているような素材を使ったほうが、時間や季節によって、より様々な表情をみせてくれるのではないかと思っています。

 


私達は、建築事務所というものは、一つ一つの案件に対して 様々な方向から検討し、これまでにないものを生み出すことが出来る点において、世の中の建築や空間を研究し、より良くするための アクションを起こす研究所のような役割を担っていると考えています。


リノベーションアワードの発表はまだもう少し先ですが、ノミネートされたことで、私たちの積み重ねた工夫やアイデアを多くの人に知ってもらうきっかけとなったことがとても嬉しいです。

 

今後も少しずつ、私たちが手がけてきた仕事を紹介してゆこうと思います。

 

深沢の家がグッドデザイン賞を受賞いたしました

2018.10.04
AIDAHOが設計を担当した「深沢の家」が、グッドデザイン賞を受賞いたしました。

 



審査委員の皆様には、旗竿地という、一般的に住宅を建てるには厳しいとされる立地環境の中で、試行錯誤してきた一つ一つのことをしっかりと評価していただけたようで、それがとても嬉しかったです。この深沢の住宅と同じような立地環境に建つ住宅は都市部の中には多く存在し、放置されてしまっている住宅も少なくありません。

深沢の家のリノベーションでは、このような敷地に建つ住宅でも、計画次第では十分快適な住空間を実現することはできるし、また、四方を住宅に囲まれているような住宅密集地においては、周囲の環境を丁寧に読み込み、敷地内のことだけにとどまらず、敷地外の周囲の環境についても配慮しながら改修をしてゆくことで、少しずつでも、街自体の環境を改善してゆけたらという思いを込めて計画をしました。

このような賞を受賞することができ、とても励みになりました。

これを糧に、今後も頑張ってゆこう思います。

 

深沢の家はリノベーションアワード2018にもエントリーしています。

https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2018/252

計画に共感していただけましたら「いいね」していただけると大変ありがたいです。

建築設計スタッフを募集します

2018.7.10
[caption id="attachment_2037" align="aligncenter" width="953"] HyperFocal: 0[/caption]

 

私達は、設立して6年の未だ発展途上にある建築設計事務所です。
設立以来、住宅、商業施設、医療施設、オフィスなど、様々なプロジェクトを手がけてきました。
これまで手がけてきた仕事をきっかけに、相談を受ける機会も増えてきたため、新しいメンバーを募集することとなりました。

AIDAHOでは、自分達で計画する様々な建築や空間に対して、できるだけ先入観を無くした、まっさらな状態で現場に立ち、施主 やメンバーや各種専門家と意見を交換するところから計画をはじめています。
建築をつくる場所の環境、使われる人のライフスタイルや趣味によって、そのプロジェクトで実現するべき建築の性質は変わります。
メンバー間で意見を交え、進むべき方向性を見出し、それを施主や 施工者に説明し、皆が同じ目標に向かって進めるように調整するた めには、様々なことに気づける観察力と、気づいたことを建築に変 換する想像力、表現力、それを互いに伝えるコミュニケーション力など、多くの能力が必要です。

ただ、それらの能力を一人で全てまかなうのではなく、一つのチームとして互いの能力を補いあえる環境が大切であり、そうすることでメンバー一人一人の能力を上げてゆくこともできます。

このような形で、AIDAHOの一 員となって、事務所と共に成長をしてゆきたいと考えてくれるような人に来ていただけたら嬉しいです。

また、私達は、建築事務所というものは、一つ一つの案件に対して 様々な方向から検討し、これまでにないものを生み出すことが出来る点において、世の中の建築や空間を研究し、より良くするための アクションを起こす研究所のような役割を担っていると考えています。

例えば、
・一般的には、あまりいい立地とはいえない狭小地や、旗竿地等に取り残された住宅をリノベーションで甦らせたり
・マンションのような外光を取り込むことができる面が限られる環境でも、快適な住空間を実現できるような建具や窓を開発し、販売したり
・焼物の産地と共同で、その技術を生かし、今までなかった新しい考え方のタイルを開発したり
私たちは、小さいながらも社会に対して何ができるかを考えながら、様々なプロジェクトを進めて来ました。

一つ一つのプロジェクトを突き詰めて考えることで、そこで生まれ たアイデアを公表したり、アイデアをプロダクトに変換し、流通させることで、自分たちが直接手がけたものだけに限らず、 より多くの建築や空間を良くすることができると考えています。

今年の年始に移転した弊社のオフィスは、元工場だったスペースを改装し、様々なアイデアの種を具体化するための実験の場として、日々改良を重ねながら使っています。
今後は、緑道に面した気持ちの良い土間空間を使ってイベントなども企画していく予定です。

弊社の設計と、事務所としての方針に共感していただける方のご応募を心よりお待ちしております。

▼ホームページ
http://www.aidaho.jp

▼関連ページ
RiBITA ホームページ パトナーズ インタビュー
「暮らしながら付け足せる家具と家02」

▼メディア掲載
商店建築 2017.11
商店建築 2017. 8
LiVES Vol.93
Lighting Vol.1.2 (商店建築社)2017. 4
オトナリノベーション(別冊住まいの設計)
商店建築 2016. 6
住まいの設計 NO.665
relife+ Vol.18
マンションリフォームアイデア101(エイ出版社)
relife+ Vol.15
クロワッサン 2014.10
LiVES Lol.75

▼募集職種
建築設計、インテリアデザイン(住宅、医療福祉施設、商業施設)
VectorWorksを使った作図、模型製作、Adobe Illustrator、photoshop、SketchUp 使ったプレゼンテーション資料作成等
※経験者は優遇しますが、アルバイトの場合はやる気や特技により 未経験者でも採用する可能性あり
※設備、構造事務所経験者も歓迎します。

▼募集人数
1~2人

▼勤務条件
業務時間:10:00~19:00
休日  :日曜、祝日(隔週休2日制にしていく予定)
パート・アルバイトは決まりはありません(応相談)
所在地 :東急目黒線 西小山駅から徒歩5分
給与  :18万~(能力に応じて決定します)
昇給  :年1回(6月)
賞与  :年2回
加入保険:社会保険、厚生年金、国民健康保険、雇用保険
交通費 :全額支給
試用期間:1~3ヶ月(応相談)

内覧会のご案内

2018.3.03
この度、私どもが計画を進めてまいりました「深沢の家」のリノベーションプロジェクトが完成し、3月10日(土)に内覧会を開催する運びとなりました。
このプロジェクトでは、旗竿敷地に建つ住宅の可能性を再考し、増築と新たなプランにより周辺の立地環境と呼応した明るい住まいへ変換することを目指しました。
当日は、この建物で重要な役割を担っている「やわらかいタイル」の開発にご協力いただいたデザイナーの高橋孝治氏をお招きし、愛知県常滑市で活動されている地場産業との取り組みや、今後の陶磁器・建築陶器の可能性についてお話を伺う予定です。
建築やリノベーションに興味がある方だけではなく、陶磁器・建築陶器や地場産業とのものづくり、建築家やデザイナーとの素材の共同開発など、ものづくり全体としてこのプロジェクトに興味のある方にも広くご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

DMは以下のURLからダウンロードしてご確認ください。

https://drive.google.com/file/d/10WSem2lWqyvXZW3zOc3qVa8p-qeC_rJA/view?usp=sharing